土曜の8レースのくちなし賞に
我が厩舎のブレーブビスティーが
1番人気を背負って出走した。
ブレーブビスティーは
メンバー最速の上がりをみせたように能力を発揮し、
ゴール前で外から猛然と伸びてきた。
しかし、最後届かず結果は6着。
問題はこのゴール前で起こった。
ゴール直前で前の馬が外側に斜行し
ウチの馬が不利を受けたように見えたのである。
しかしレース後、審議のランプすらつかない。
僕は引き揚げてきた勝浦騎手から事情を聞き
急いで検量室に飛び込み
事の確認に走った。
僕としてもパトロールフィルムでもう一度確認しないと
ハッキリと走行妨害の申し立てができない。
そこでまずはレースのパトロールフィルムを
確認することにしたわけだが
このレースは2400m。
レースを見始めてから
問題のシーンまで2分半かかるのだ。
僕がVTRを確認していると
円滑に開催を進行させたい裁決は
急かそうとする。
「待ってください」
と僕が彼らに頼むと
大久保洋吉先生や他の関東の調教師たちも同様に
確定を待ってくれるように頼んでくれたが
それもすべて黙殺された。
結局僕の確認を待たずに
そのまま確定ランプが点灯。
これは決して偶発的ではない。
確信的に行われたのである。