近藤:メディアは道具だから、子どもがメディアを利用して犯罪を起こすことは、そりゃあるでしょう。 でもそれって、ナイフと同じだよ。ナイフという道具が有れば、そのナイフで人を刺すかも知れないってこと。
昭和35年(1960)、当時の社会党委員長、浅沼稲二郎氏が山口二矢(やまぐちおとや)に刺殺されたテロ事件があったでしょう。あの時、刃物の問題が持ち上がった。山口二矢は当時17歳、未成年だったんだね。その時の世論は、未成年者の身の回りに刃物が溢れているから、簡単に手にはいるからこのような事件が起きるのだとなったの。だから刃物を取り上げるべきだと。大騒ぎになって「危険」なナイフを子ども達から取り上げた。
あの事件以来子ども達からナイフが取り上げられ、が肥後守(小型ナイフ)で鉛筆を削らなくなり、それで鉛筆削りが普及したんだ。電気鉛筆削りとか、いっぱい売られるようになったの。
そうしたら、それからしばらくして、今の子どもは、鉛筆削りを使うから手先が不器用だとなった。鉛筆削りが子ども達を不器用にしたから、昔のように肥後守で鉛筆を削らせよう運動が1970年後半から湧き上がったわけ。いずれも同じ大人の“教育的配慮”でね。
これは典型的な話だよね。大人の都合で180度変わる。最初は、危険だからという理由でナイフを取り上げて、次にそれじゃ手先が不器用になるからナイフを使いなさいってね・・・。
昭和35年(1960)、当時の社会党委員長、浅沼稲二郎氏が山口二矢(やまぐちおとや)に刺殺されたテロ事件があったでしょう。あの時、刃物の問題が持ち上がった。山口二矢は当時17歳、未成年だったんだね。その時の世論は、未成年者の身の回りに刃物が溢れているから、簡単に手にはいるからこのような事件が起きるのだとなったの。だから刃物を取り上げるべきだと。大騒ぎになって「危険」なナイフを子ども達から取り上げた。
あの事件以来子ども達からナイフが取り上げられ、が肥後守(小型ナイフ)で鉛筆を削らなくなり、それで鉛筆削りが普及したんだ。電気鉛筆削りとか、いっぱい売られるようになったの。
そうしたら、それからしばらくして、今の子どもは、鉛筆削りを使うから手先が不器用だとなった。鉛筆削りが子ども達を不器用にしたから、昔のように肥後守で鉛筆を削らせよう運動が1970年後半から湧き上がったわけ。いずれも同じ大人の“教育的配慮”でね。
これは典型的な話だよね。大人の都合で180度変わる。最初は、危険だからという理由でナイフを取り上げて、次にそれじゃ手先が不器用になるからナイフを使いなさいってね・・・。