一過性

小林可夢偉(7位)

「レース前に僕とペドロは、それぞれ異なったタイヤ戦略を実行することを決めたんです。僕は硬いほうのタイヤでスタートしましたが、みんなと同じタイミン グでピットインしませんでした。上位でレースをするのは素晴らしかったですが、常にジェンソン・バトン(マクラーレン)を後ろに従えていたので簡単ではあ りませんでしたし、タイヤのケアをする必要もありました。オーバードライブしないように注意しましたよ。ピットストップ後にフレッシュタイヤで走れるのは わずか4周だけでした。その時点で僕は誰よりもいいグリップを得ていましたし、これを最大限に生かす必要があると感じたんです。もちろん、アロンソ(フェ ラーリ)とブエミ(トロ・ロッソ)をオーバーテイクするのはリスクがありました。もしうまくいかなかった場合、クラッシュして窮地に陥っていたことでしょ うからね」